日々過ごすブログ

とりあえず文章を書いてみよう、というブログですね

僕達の世界は物理法則によって浮かび上がった陽炎なのかも知れない

ホログラフィック原理というのがあって、最近ちょっと気になっています。

 

宇宙全体を、大きな袋に入った空間だと想像してみてください。

その袋の表面には、文字とも絵ともつかない複雑な模様が描かれており、宇宙の中で星が動くのに合わせて、ゆらゆらと姿を変えていきます。

ホログラフィック原理によれば、この模様が、中身の宇宙全ての情報を持っています。

私達の体や、この地球、果てしない宇宙空間は全て、この袋の表面に刻まれた模様と等価なのです。逆に言うと、私達の見ているこの世界そのものが、模様から浮かび上がった像に過ぎないのです。ちょうど、光の加減で様々な像が浮かび上がる、ホログラフィーのように。

 

これが、ホログラフィック原理です。かなり大げさに説明してみました。

勿論、あくまでそれは難しい数学を使って物理法則を考えると、そのような説明が可能である、と言うお話。

数学的に考えれば、三次元の物理的情報を全て二次元の平面上に記録することができるという意味でもあります。

 

この説はまだ仮説に過ぎないのですが、それでも、宇宙の遙か端っこに、私達の住む地球、太陽系、銀河を含んだありとあらゆる物について書き込まれた場所があって、そのデータが物理法則によって翻訳された結果が私達の世界である、という想像は興味深いです。

ホログラフィック原理は、物理学の研究を進める上でも非常に期待されています。

この原理を使えば、三次元空間で定義されたある理論を、二次元空間で定義された全く別の理論に対応させることができるようになるからです。

これがどう便利なのかと言うと、例えば、三次元空間でやろうとすると非常に難しい計算でも、二次元空間でのより簡単な計算に置き換えて解いて、それをまた三次元空間に戻す、という手順で解くことができるようになるかも知れません。

 

このホログラフィック原理の考え方は、これから先、物理学界で重要なポジションを占めるようになるのではないでしょうか。

ちゃんと勉強してみると、ブラックホールやらエントロピーやらが出てきて、一筋縄ではいかないようにみえますが。